「猿への不思議な感情が沸き起こって」
以前にDDTというプロレス団体で、猿が人間に総合格闘技ルールで勝利するという快挙を成し遂げたというニュースをお伝えしたのだが、今度はその両者タッグを組むことになったらしい。
昨年12・25決戦で猿にアイアンマンヘビーメタル級王座を奪われた偽造王はリベンジに燃え、日光で山ごもりに入った。ところが、日がたつにつれ、猿への不思議な感情が沸き起こってきたという。「1度、戦ったことで、やっちゃんと友情が芽生えたんです」。一宮はこの日、大雪の日光で心情を吐露し、2体の雪ダルマを諸橋晴也、タノムサク鳥羽の王者組に見立てて猛特訓した。雪ダルマ相手にいったいどんな猛特訓してたのやら…。
今読み返したら「猿への不思議な感情が沸き起こってきた」がなんだか妙にツボに入ったのでタイトル変更。普通の表現なのに対象が猿になるといきなりヘンになるね。
吉田戦車がこういう、さりげない細部にヘンを宿しておくのが好きだよね。
特に「ぷりぷり県」のタイトルや、そのタイトル脇のコマの一部を拡大しているところで、実に効果的に使われている。
いまでも思い出すだけで笑えるのが「総理のなり方がヘタッピ」という表現。ありゃ最高です。文字通りお茶を吹いて笑ったのを思い出す。