標準語とは使い方が違う方言

…というmixiの「方言!」コミュニティのトピックが面白い。
単語としては標準語っていうか東京弁と同じなんだけど、異なる使い方をされたりする…という話題。

http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=1043819&page=all

オープンなコミュニティなので引用しても大丈夫だよね…。

「組む」という言葉を「交換する」っという意味で使っています。昔、東京の友達とバスに乗って、窓側がよかったので「席組んでくんない?」ってきいたら友達は悩んだあげく、腕を組んできました。
後ろのことは総じて「ウラ」と使います。「自転車のウラ乗って」というのは普通に荷台に乗ることですが、他の地域の人達は自転車の下の方をのぞき込みたくなるそうです。
「今日はこわかったら休んでていいぞー」と言われた時にどんな恐ろしい作業が待っているのかと思いました。「(昨日の作業がきつくて)しんどかったら休んでていいぞ」のことだったんだと思っていますが、その時は牛が暴れるような荒っぽいことをするのかと思った。
「まさか」…標準語だと、「ありえない」っていう意味ですが、栃木弁は「さすがに、やっぱり」って言う意味になります。
例『あんなにいい車に乗ってるよ。お金持ちは、まさか違うよねぇ。』
いやー面白い。
僕は埼玉県北部という実に中途半端な地方で育ったので、せいぜい、「私」が誰かに何かを「贈与する」ときに「くれる」といっていたくらいだった。
標準語だったら「あげる」で使う場合に「くれる」を使うのだ。
ex)「このキン消しダブってるからお前にくれるよ」 みたいな。
僕は意地になって「『くれる』はもらうほうが使う言葉だよ!それ絶対変だよ!」と意義を呈して、絶対つかわなかったなあ。
「標準語とは使い方が異なる」ではないけど、同意を求めるニュアンスを含んだ疑問文が語尾が「〜だべ?」で終わるのもその地方の特徴だったんだが、なんか意地になって使ってなかったなあ。
疑問文の語尾が「なん?」になるのは使っていた。「そうなの?」が「そうなん?」に変化するのです。これは今でも抜けてないと思う。
「鮭」を「しゃけ」と読んじゃうのも今でも抜けないなあ。これは東京系の特徴かな。
「塩辛い」を「しょっぱい」と呼ぶのが方言であると、高校のときの現国の副読本で知ったときは衝撃だったなあ。クラスでも「これ方言だったん?!」と大反響だった。