昭島市の巨大煙突周辺を巡る

国道16号を走っていて、拝島橋付近に至るたびに気になっていた、巨大な白い煙突がある。たぶんゴミの焼却場なんだろうな…とは思いつつも、特に調べたいと思うほどではなかった。
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しかし先日、このあたりを車で走っていたところ、午後3時くらいの微妙に赤らんだ陽の光に照らされて、青空をバックにドーーーーーーン、と立っているこの煙突を見て、いきなりスイッチが入ったように、心打たれてしまった。
どうやらここは、昭島市清掃センターというところらしい。
というわけで、この煙突周辺を自転車で探索してきました。例によって、クリックすると大きめの画像が開きます。

 

稲荷坂を文字通り一山越えた後、さらに拝島橋に向かって最後の坂を上ると、坂の頂上から煙突が頭を出してくる。

 

途中になにか高台らしきものがあって、ハイキングしている人を仰ぎ見たので、そちらに行ってみた。落ち葉がすごくフカフカ。しかし煙突は木々に邪魔されて、なかなか見えず。

 

以前に行ったことのある自動車登録事務所が高台にあったのを思い出し、そちらに向かう。ようやくクリアに煙突を見下ろせるポイントに来た。しかしこうやってみると、ほんとに異質にこの煙突だけ、ポーンと飛び出しているんだなあ。

 

国道16号に戻り、坂の頂上を越え、拝島橋に向かう。先ほどの坂登りでかいた汗が冷えていく。次第に煙突が視界に大きく映ってくる。

  

とうとうすぐ根元まで来る。やはり、ドズーンと煙突は屹立していた。いつもはバイクや車で通り過ぎるだけなので、「デケエな」くらいしか思っていなかったのだが、こうやって自転車で近くまで来てみると、やっぱりなんか異様な物体だ。

 

国道から降りて、下の道から別アングルを探すことにする。

  

下の道を通り、国道の下を潜り抜けて、国道の上り線側に戻る。

 

住宅地が道路沿いの高台の上にある。なるべく高いところまで登っていく。見晴らしはいいのだろうが、よくこんなところに住む気になるな。自動車必須だろう。

 

おそらくこの煙突を見下ろせる、一番高いところと思われるところについた。この位置からだと、拝島橋や国道まで見渡せる。煙突にゴンドラがぶら下がっていたのには驚いた。ビル街のゴンドラとは違って、周りにはこれほど高いものは一切無いから、ものすごく高いところに登った感があるだろう。これはちょっと体験してみたいものだ。


もう午後4時を過ぎて夕暮れが迫ってきた。また国道16号にもどる。
なんだか見れば見るほどヘンな建築物である。妙に惹かれてしまった。また別の機会に別の場所から見てみたい。