麻雀格闘倶楽部3 & MJ2

最近はゲーセンに行くと、コナミ麻雀格闘倶楽部をよくやります。
全国津々浦々のゲーセンとネットワークでリンクしていて、東京にいながらにして、九州や愛知や茨城の連中と卓を囲めるのだ。
PCでも、古くから東風荘とか有名なのがあるんだけど、1プレイにコインをつぎ込む緊張感が好きなので、あんまり興味はもてなかった。
「エントリーカード」を購入すれば、こんな感じでWeb上で各種ランキングが見られるのが面白いんだが、もうちょっと強くなってからカードを購入しようと思っている。

ゲーセンのネットワーク麻雀では、セガ「MJ2」というのもあるんだが、こちらはそれほど熱心にやっていない。
MJ2では、将棋などと同じように、牌を切るまでの持ち時間が一定量与えられて、それを使い切ると数秒間しか持ち時間が与えられなくなる…というシステムになっている。
こちらのほうが戦略に幅が出て、理屈の上では面白くなるように思われるのだけど、僕のように麻雀が弱い人の場合、前半で持ち時間をついつい使いきってしまって、後半はほとんど考える時間を与えられずに、グダグダに混乱してしまうことが多いのだ。

また、MJ2では、画面や演出が麻雀格闘倶楽部より格段にゴージャスなのだが、これも実はちょっとストレスが溜まるのだ。
牌を切った後、牌が微妙に揺れ動いたり、きれいに並ばなかったりして、見た目的にはリアル感・臨場感があってよいのだが、そういう演出が情報に対するノイズになってしまっているのか、どうも集中できないのだ。
麻雀格闘倶楽部より、ぱっと見での捨て牌傾向を把握しにくいのだ。
もちろんこれも、上記の持ち時間性と同様に、麻雀に慣れていて強い人にはたいして問題はないのだろうと思う。

MJ2のいいところは、全ての動作にハードウェアのボタンが割り振られていることだ。
麻雀格闘倶楽部ではタッチパネル式なので、チーを押すつもりがあせってポンを押してしまったり、ロンしたいのに指が滑ってしまって流されたりと、何度も涙を呑んだものだ。

さてそんな感じでお気に入りの麻雀格闘倶楽部なのだが、PSP版が本体と同時発売とのことで、かなり買う気まんまんだったのであるが、なんと肝心の無線対戦がアドホックモードしか対応していないのだ。
周りにいるPSPプレイヤーと通信対戦できても、ネットワークサーバに接続しての対戦はできないのだ。CMでは、電車の中で見知らぬもの同士がやおら対戦を始める…という演出をされているんだが、現実にはそんなシチュエーションになる確率って、いったいどのくらいあることやら…。
せっかくの無線対戦も、サーバ経由で不特定多数の人間と対戦できないと、僕にはほとんど興味がわかない。

ほかに無線対戦の麻雀ゲームって無いものかな?と思って調べたら、コーエーから「麻雀大会」という、あまりにもストレートすぎるタイトルで発売されるようだ。
しかしこれも同様に残念ながらアドホックモード専用のようだ。
それにしてもこのタイトル…。もうちょっとだけでもヒネってやれよ!
と書いて思い出したのが、同じコーエーの珍ゴルフゲーム、「ゴルフ大会」だ。コーエーってよっぽど「大会」が好きなんだね…。