MotoGP第8戦ラグナ・セカ(アメリカ)ネタバレ

ようやく見終えました。これで心置きなくニュースや掲示板を巡回できるぞ。

ニッキー見事な逃げだった。おめでとう!


コーリンコークスクリューでの(?だよね?)ロッシへのオーバーテイクがみごとだった。いつもロッシが他のライダーに対して行う独特なラインでのオーバーテイク(例えば鈴鹿シケイン)を思い出させる見事さだった。
予選ではAMASBKでコース経験者が有利だったんだけど、残念ながらスズキ2台は沈んでしまった。
画面には映らなかったところでいえば、セテがスゴイ追い上げを見せていたようだ。メランドリがこけたことでビアッジがポイントランキング上、着実に地位を固めてきた。玉田、中野、ホプキンス、ベイリス集団のバトルも、きっと熱かったんだろうなあ。
トップ3ばっかり映さずに、下位集団のバトルをもっとみたかったよ。
解説も例によって豆知識の披露ばっかりしていて、画面外のフォローにはあんまり熱心じゃないしさあ。
画面で見える範囲のバトルはあまり熱くないレースだったが、初優勝のニッキーの喜びっぷりがみていて気持ち良かった。コーリンも内心悔しくてたまらんかったろうが、ニッキーを称える姿は潔かった。

しかしレースはいいね。主観の入り込む余地はなく、誰の目にも明らかに、最初にチェッカーを受けたものが必ず勝者だ。
格闘技で言うところの判定とか、体操で言うところの芸術点みたいなあいまいさがなくて、実にスッキリしている。
ましてや、音楽や映画やマンガやゲームなどによく与えられる、論拠のよくわからない得点・星取りみたいな、うだうだぐだぐだしたところは一切ない。