MotoGP第11戦ブルノ(チェコ)バレ

録画したのをようやく見ました。
今回はなんといってもセテがかわいそうすぎ!そしてビアッジがグッジョブ!でありました。

今年のセテって悪魔に魅入られているんじゃないかって感じだ。ロッシがワンミスすれば、充分逆転優勝できるであろうラストラップの最後の最後、ガス欠だかマシントラブルだかまだわからんがスローダウンしてそしてストップ…。チェッカーを受けることもできなかった。ポイントランキングも一気に後退!
ロッシとガチンコバトルを演じていて、どちらが勝っても不思議じゃないって状態だったのに。勝利者インタビューでも、ロッシがめずらしく「ウォーミングアップの後は勝つ自信が無かった」などと弱気な発言をしていたくらいだったのに。

そしてそのセテがリタイアしたおかげで表彰台に滑り込んだビアッジ。とはいってもなんと予選10位からの3位だからこれはすごい。ノリックの解説によれば「ただ1人コンスタントに1分59秒台をキープしていた」らしいし。
そして今期はそれほど目立たないものの、安定して着実にポイントランキング2位にまで上り詰めてきてしまった。これからは2位争いがますます熱くなりそうだ。2−3−4と3ポイント差で並んでるし、セテもまだ充分挽回できる範囲内だし。
とはいえよほどのことがない限り、ロッシのチャンプは確定だろうが…。

以降の報道では、セテのラストラップのトラブルの原因と、ビアッジの予選不振の原因をぜひ知りたいね。
いやー燃えたわ。冷房に弱いので最近体調が悪かったんだが、一気にスッとした。

今回は「現役」ノリックがゲスト解説だったのだが、あいかわらずよかった。上記の「ただ1人(ビアッジが)コンスタントに1分59秒台をキープしていた」とか、そういうTVでは知りえないけど視聴者がぜひ知りたいことを教えてくれるし。
今回は他の実況や解説も、画面外のフォローをわりとしてくれたので(特にレース中盤以降)なかなかうれしかった。実況の人が、現在の状況変化に合わせて、もっとパッと話を切り替えてもいいんじゃないかと思うけど。

さて次回はもてぎですね。ロッシが勝てばワールドチャンピオン確定。今回調子の悪かった日本勢の奮起を期待します。