「態もあきれて態った」
正月は友人たちと埼玉県の宝登山に御参りに行った。登りは山頂まで徒歩だったのだが、その途中にこのような看板があった。
山を汚す登山者に…なるほど、「熊」と「困った」をかけてるのね、ご親切に熊のイラストまである。しかし熊が出るような場所であるならともかく、野猿すらいない、標高497mのこの山で、熊を使ったダジャレを使うっていうのはいかがなものか!
態もあきれて
困(態)ったと
空き缶・ゴミ・良心は
持ちかえろうね
…と思って見ていたのだが、良く見るとツッコミどころはそこではなかった。
「熊」を「態」と誤植している!
これは致命的だ! この看板作者の、渾身のダジャレが機能していない! 手書きでなく、わざわざステンシル文字にしているっていうのに、なんたることだろうか。これは態った事態に陥っているようだ。