Mac OSXの2画面ファイラ muCommander

先月、「Macに2画面ファイラがないのはガッカリだ」と書いたのであるが、偶然発見できた。Mac文化圏では、「2カラム表示ファイラ」と表現されているっぽくて、それでなかなか検索に引っかからなかったようだ。

http://www.mucommander.com/

JAVAで作られた、OSX,Win,Linuxのマルチプラットホームの2画面ファイラなのだ。さっそく大喜びでインストールしてみる。
起動すると、JAVAなので重いかもしれぬと心配していたのだが、G5なら、我慢できないというほどではない。
操作系は2画面ファイラおなじみのキーボードメインのもので、似たようなものを普段使っている人なら、すぐに使える。良くも悪くも、かなりVzのファイラを意識しているっぽい。
ワイルドカードディレクトリ内のファイルの表示をフィルタできないのは大変残念だ。めちゃくちゃ多用する機能なんだけどな。例えば_kak_という文字列が含まれているファイルを、一瞬で数百個の中から抜き出せるとか。
右クリックで、開くアプリケーションを選択できないのも残念。

初期設定の"Look & Feel"を"Mac OSX"以外のものにしたら、Windowsみたいに、アプリケーションウインドウにメニューが表示されるようになって、optionでメニューをプルダウンできるようになった。特にブックマークしたディレクトリを選択したいときに便利だ。見た目より操作性重視の人は、ぜひここを真っ先に変えるべき。

Windowsの"dw"みたいな、いろいろ気の効いた便利機能はないのだけど、2画面ファイラとして必要な最低ラインは押さえているようだ。
ショートカットはユーザーが変えられないようなので、何とか自分が慣れなくては…。
これからのバージョンアップを大いに期待します。