ポータブルGPS新製品 迷WAN

…という製品名はいかがなものかと思ったのだが、それはさておき、バイク雑誌を立ち読みしてこのような製品が発売されることを知り、ナビ機能までついて5万円台か、前使っていたeTrexより、ぜんぜん安いじゃないか! と驚き、さっそく情報を探してみた。

http://www.broadzone.jp/NAVIGATION_SYSTEM/mayowan/bzn_200.html

うーんしかし、一見するとかなり魅力的なスペックなような気がするのだが、バイク用途にはちょっと厳しい製品のような。ガッカリしてしまった。

  1. 縮尺が250mまでしかない。街中ならちょうどよいが、山中だと全体像が把握できなくて困る。もっと広く見たい。1kmは欲しい。
  2. ログの記録について何も記述が無い。ナビ用途だけならともかく、ツーリングの記録用途には、ログってめちゃくちゃ便利なのだが。デジカメの撮影場所とかあとですぐ探せるし。
  3. 防滴、防水についてなにも記述がない。期待できないだろうな。
  4. バッテリーで使用した場合は連続使用可能時間は最大90分。
3.と4.については運用でなんとかなるし、2.は妥協できる範囲なのだが、1.はどうにもならないな。なんだか中途半端なスペックの製品なような気がする。

昨年の5月に、ガーミンのハンディGPSのeTrex Legendを紛失してしまってからというもの、もっとよい後継機が出るかもしれないと期待して待っていたのだ。
しかしどうも、アウトドアで本気でハンディGPSを使うとなると、いまだにガーミンの独壇場のようだ。
いまバイクツーリング用途で買うならば、ガーミンのeTrex Legend C / Vista Cが、一番有力な選択肢かな。これはカラー表示になって視認性が上がり、ルート探索も可能になった。
僕が以前使用していたeTrex Legendは少々値下げした。こちらを思い切って定価で4万円台に値下げしたら、また買い換えるんだけどなあ。

ガーミンのGPSと連動してPCで使う地図の出来は、糞高い割には恐ろしくヘボい代物なので、すごく割高感が否めないのだ。
著名地図と提携していて、アウトドア使用に十分耐えるハンディGPSがあったら、ちょっと無理しても買ってしまうと思う。