MotoGP第4戦上海(バレ)

予選は土曜の深夜放送だったので、疲れきっていたので予約録画した。12時間寝た。午前中に録画していたのをみた。
残り4分で中野がポールタイム!!と思いきや、それ以降数分の間に、みんなで赤つけまくり!残りタイム0のラストラップでも各セクターのベストは更新されまくっていた。
そしてペドロサのポールゲット!ドライなのにホッパーが2位!中野は結局4位だが見事!ロッシがなんと13位!
フリープラクティスでは強気なコメントを残していたロッシなのだが、なんでこうなってしまうのか。

さて決勝。125は部屋の掃除と食事をしながら、ちらちら見る程度だった。ゲスト解説の坂田のギャル男風ヘアーに驚き、眠かった目が覚めてしまった。ノリックのファッションと同様に、これからゲスト解説にくる時は注目すべきポイントだと思った。

250は表彰台争いが見ごたえあった。ロレンソ、青山兄、高橋の3人で団子状態。誰かがミスすると瞬く間に順位が入れ替わる緊張感。最後、ロレンソがはらんだのを見逃さず、青山兄と高橋がズバッと切り込んでいった。その後、高橋とロレンソが何回か入れ替わるも、青山兄は3位を上手くキープ。そして見事に表彰台へ。絶好調だ。
見ごたえがあったバトルをした3人に敬意を表して、レッドブル(青山兄のスポンサー)とチュッパチャップス(ロレンソのスポンサー)をコンビニで買って食べました。レッドブルが275円もしたのには驚いた。

今期のMotoGPは若手の台頭とロッシの不調が相まって、なかなかスペクタクロだ。それは良いのだが、なんだかんだ言って、若手とロッシがトップグループでガチンコで絡んだレースって、まだ見ていないのが残念。ロッシお得意の鬼追い上げも、13位スタートではどうだろうか。
せっかくポールを取ったペドロサ、一気に5位まで沈んでしまう。不調のロッシに対してエドワーズは一気に飛び出てトップに立つ。そしてなんとホッパーとリーディンググループを形成。これは珍しい組み合わせだ。いや珍しくないか。以前crash.netかなにかで、この二人が連れ立って(同じアメリカ人同士)キャバレーかなにかに飲みに出かけて、揃って酔っ払ってアホ面を晒している写真を見たことがあったな。いま検索してみたがそれらしきものが引っかからなくて残念だ。

いつものごとくホプキンスはズルズルと後退するんだろ…と思ったがやっぱり予想通り。でも結局ずっとエドワーズのケツにくらいついて自己最高(?)の4位ゲット。
その二人と入れ替わるように、ペドロサとヘイデンのレプソルコンビが追いかけてきて、見事に順位後退。ペドロサがトップに立つ。ヘイデンがプッシュしまくり。久々にカウンターをあてて進入しっぱなし。ペドロサはまったく動じず。クールなレース運び。
一方そのころロッシが中野を抜き、ストーナーを抜き、鬼追い上げをしていた、のだが、なんか知らんが驚きのピットイン。タイヤを交換してまた走り出したが1周も立たずにまたピットイン。めずらしいこともあるものだ。
ヤマハ公式リリースをみると「マシンの不調」としか書いてないんだが。続報が待たれるところだ。

http://www2.yamaha-motor.co.jp/profile/sports/race/report/result.asp?sche_no=258&div=02

終盤になってサーキットレコード更新合戦をするレプソルの二人。しかしペドロサとヘイデンの差は詰まらない。
とうとうペドロサがトップでフィニッシュ。初優勝!

http://www.crash.net/news_view.asp?cid=6&id=130184

「いつもstone-coldなペドロサ」も、さすがに喜びを隠せずガッツポーズをフィニッシュラインで見せる。スペインから上海までわざわざ来ていた応援団もいたようで盛り上がっている。
表彰台脇の待合場所で、ペドロサが最初に歩き出そうとして、すぐ止まって3位のエドワーズと2位のヘイデンに先に行くように合図していたのが初々しくて笑ってしまった。表彰台の真ん中でスペイン国家を聴きつつ目頭を押さえるペドロサ。表彰台では、シャンパンぶっかけられ役の上海女性が、早々と退散してしまったのには笑った。もうちょっとノってやってくれよ。
インタビュースペースでは、もうすっかり落ち着いて「stone-coldなペドロサ」に戻っていた。
しかしパフォーマーとしてはどうも面白みに欠けるペドロサだ。普通に"I'm not thinking about the win."とか言っちゃうし。
ホプキンスみたいなのもいればペドロサみたいなのもいて、キャラが豊富なのはいいことである。