7年ぶりに自転車を買った
7年前に自転車を盗まれてしまって以来、なんとなく自転車に乗らないままだったのだけど、自動車はもとよりバイクでも駐車がちょっと面倒だったりするので、足用に自転車を買うことにした。
と思っていたところに、別の用で無印良品に行ったところ、なかなかカッコいい自転車があった。ダイヤモンドフレームなのだけど、20インチの小径車で、そのちょっとアンバランスな感じがよかった。価格も\25000と安い。なんとなくこれに決めてしまった。

26インチ以下の自転車って、それこそ小学4年生以来だな…と思いつつ乗ってみたのだが、やっぱり直進安定性が悪く、ふらふらして乗りにくいなあ。
小径であるため、トレール長が短く、ハンドルを切らないと曲がらない感じ。バンクすると、車体の傾きより早くハンドルが自己操舵してしまう感じ。ものすごい違和感大だ。
立ちこぎするとどうしても前輪が左右にふらついてしまうし、段差を乗り越えるとき、気を使って後ろに体重移動しないと、かなり盛大にハンドルを取られてしまう。がっかりしてしまった。
アレックス・モールトンとか、小径でもスポーツ車として高名な自転車は、さすがにこんなことはないんだろうな。しかしかっこいいね。いつかはアレックス・モールトンを買ってみたい。
7年前になんとか登れた急坂が、同じ程度のギアレシオにしても、すぐに足がつってしまって登りきれなかったのがすごくショックだった。立ちこぎすると不安定だから力がうまく入らないんだよ…と自分に言い訳したが、たしかにそれもあるのだが、それ以上に脚力の低下が恐ろしいことになっているようだ。体重も増えたから、パワーウェイトレシオが悪化してるのもあるし…。
その急坂を下るのがまた、車体をイマイチ信用できなくて、恐ろしくて仕方が無かった。結局降りてしまった。これは体力は関係ないので、純粋に車体の問題だろうな。
その盗まれてしまった自転車は、キャノンデールのF700(1998モデル)というものだった。10数万円したので、かなりショックだったなあ。1枚だけ写真が残っていた。

近くの林道に走りにいったのだった。当時でもそうとう体力が必要な道だった。いまじゃ全然無理だろうな。
登りはともかく、ダートの下りが恐ろしかった。案の定、轍に車輪を取られて前方に派手に吹っ飛ばされた。真冬だったので厚着をしていて無傷だったけど。