愛用しているPENTAX *istDの後継機っぽいのがでるらしい

ペンタックス、ゴミ除去機能搭載の有効1,020万画素デジタル一眼レフ「K10D」

僕が使っているデジタル一眼の*istDは、単にその当時に世界最小で最軽量だったので、ツーリング記録用途にはぴったりであろうと思って選んだのだった。いまじゃキャノンとかオリンパスのほうが小さかったり軽かったりするのが出ているのかな。
JPEGで撮っているときは「こんなものなのか…」と思っていたのだが、RAWで撮影してCamera RAWやRAWShooterで現像したら、見違えるようになり、僕の使用用途では、画質的には別に不満が無いと思っていた。
特にレンズを単焦点のFA43やFA28で使うと、素人の僕にはもう全く不満が無い感じだった。ツーリングでは荷物を減らしてさくっと撮影したいのでどうしてもズームレンズしか持っていけないけど。

価格的にもスペック的にも、このK10Dが*istDの後継ってことになりそうだ。
バイクで三脚を持って行くのは、僕の場合はありえないので、手ブレ補正は大歓迎だ。
同様の理由で、この記事中にある

撮影モードには、「感度優先」(Sv)モードと「シャッター速度&絞り優先」(TAv)モードを新設した。Svモードは、使用したいISO感度に応じてシャッター速度と絞りを自動的に設定するもの。ISO感度の変更は電子ダイヤルを回すことで行なえる。TAvモードは、使用したいシャッター速度と絞りに応じて、適切な感度を自動的に設定する。
この「シャッター速度&絞り優先」(TAv)モードは、「あったらいいなあ」と思っていた、まさにそのまんまの機能で、ものすごく魅力的だ。

例えば、夕暮れに手持ちなので、感度を上げてノイズが出ちゃってもいいから、シャッター速度は1/30、絞りは5.6はキープしたいな…というとき、いままではいちいちファインダーから目を離して、モードダイヤルをISO切り替えモードにして、感度変更していた。それを自動でやってくれるのはありがたい。手ぶれ補正とあいまって、本気で欲しくなってしまった。

この記事には書かれていないようだが、ダイヤルも*istD同様、ちゃんと2つあるようだ。ということは、ハイパーマニュアル・ハイパープログラム操作も、*istD同様に残っているかな? ハイパーマニュアルも便利な機能だったので、気になるところだ。
RAWでの最大連続撮影枚数が9枚にアップしたのもありがたい。*istDでは、3枚撮ったら、その後数10秒は操作不能になってしまうので、ブラケティングで露出を散らして撮影していると、ものすごくストレスが溜まったのだった。

困ったことに、サイズ的には*istDよりひとまわり大きくなってしまうようだ。
*istDが、129[幅]×94.5[高さ]×60[厚]mm、550g
K10Dが、141.5[幅]×70[奥行き]×101[高さ]mm、710g
僕はクッションに包んで、小さめのタンクバッグの中に入れるというちょっと乱暴なことをしているのだが(それでもいままでノートラブル)、いまでもSIGMAの18-50 F2.8をつけていると、クッション込みでギリギリな感じなのだ。このひとまわりサイズアップに対応できるかなあ。バイクの横幅が狭いから、大きいタンクバッグは不安定になって使いづらいんだよね。

ボディが防塵・防滴になったのも、ツーリングライダーにとってはありがたい。雲や霧の中で撮影とか、しょっちゅうあるし。でもレンズも防塵・防滴でないと、あまり意味が無いような気がするが。

ともあれ、大きさがちょっと気になるのだが、発売時期にギャラが入って気が大きくなっていたら、我慢できず買ってしまうかもしれない。