カメ虐待、駆けつけた巡査にかみつく

見出しだけ見て、なんで虐待されたカメが巡査に噛み付いたの? と思っていたのだが、なんと巡査に噛み付いたのはそのカメの飼い主であった。

・http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20061021k0000e040056000c.html

男が犬の首輪にひもをつけてカメをひきずらせて歩いているのを通行人の男性が目撃、「動物虐待では」と近くの交番に届け出た。男は駆けつけた神奈川県警川崎署の男性巡査(26)に「カメは1トンの車にひかれても大丈夫なんだ」と怒鳴ってカメをけりつけたうえ、任意同行を求めた巡査の右手首にかみつき、公務執行妨害容疑で現行犯逮捕された。
カメの甲羅に穴を開けて、犬の首輪と長さ約1メートルのひもで結びつけていた。
そしてその「虐待」とは、カメの甲羅に穴を開け、紐をつけてひきずってお散歩していたと言うのだ。
カメのお散歩ですか。引きずっていたことよりも、甲羅に穴を空けるほうが虐待ですな。というかどうやって空けたのだろう。想像すると恐ろしいよ。それにしても「カメは1トンの車にひかれても大丈夫なんだ」って嘘だろ、さすがに。

この記事で気になるのは「犬は白の中型の雑種犬だった」って、唐突に犬の特徴が語られているのだけど、これっていったいなんの話? 松橋容疑者が飼っている、その紐を普段使っている犬の話なのか? この記事では必要の無い情報のような。なんでわざわざ書くのかわからない。

…と思っていたところ、これは速報だったらしく、今日の夕刊の記事では以下のように書き直されていた。

「犬にカメ引きずらせ、注意の警官かむ 70歳男を逮捕」

あーなるほど、犬に、カメを、引きずらせていたのね。