山梨県猿橋

そういえば今年は晴れているときに紅葉を見ていないなあと思い、山梨県猿橋に行くことにした。Yahooの紅葉情報で山梨県で落葉していないのは、ここだけだったのと、バイクでは何度も近くを通り過ぎているのに、まだ見たことが無いのがちょっともったいない気がしたのだ。渋滞情報で「猿橋バス停」の名前は聞き覚えがありすぎたし…。
航空写真と地図はこちら。なんか写真と地図がずれているようだ。


猿橋駅からけっこう歩いて猿橋に到着する。予想通り観光地っぽい感じむんむんなのだが、旅行という気分ではなく散歩という気分なので、特に嫌な感じはしない。
すぐ近くに中学校があり、坊ちゃん刈りの男子中学生や、スカートの長い女子中学生が、その猿橋を渡っていた。クリックすると大きめの画像が開きます。

 

これがその猿橋である。
日本三大奇橋ということになっているのだが、そんなに「奇」な感じは受けなかった。帰宅してから調べてみると、なるほど、面白い構造だわ、と思ったが。
wikipediaの解説です。小さい屋根がついているのは、装飾のためかと思っていたら、ちゃんと理由があったのだね。

しかし、なんか樹木がごちゃごちゃしていて、どうも視線が落ち着かない…。視線の落ち着きどころが明確でない感じ。落葉していない時期なら、わさわさとした木の葉に包まれるようにこの橋が見えて、視線が落ち着くのかもしれないが…。いまはなんか中途半端に落葉しているためかな。

しかたがないと言えば仕方がないのだが、現在のこの橋は、「1984年(昭和59年)に(中略)部材を鋼に変えて1851年(嘉永4年)の橋を復元したものである」らしい。
その橋の上から、狭くて深い崖を見下ろしてみる。

  

左の画像の橋は、新猿橋という、現在の交通路です。その下をくぐって、近くにある猿橋公園というところに行ってみることにする。


と、その公園に行く途中に、イイ感じの休憩所があった。イチョウの葉で、道が黄色く染まっている。坂道をけっこう上り下りしていて、体が火照っていたので休憩することにした。

  

ちょうどよくひんやりしていて気分がいいところだったので、1時間くらいここで本を読んでのんびりしてしまった。
ボタ雪が降っているかのように、とめどなくパラパラとすごい勢いで落葉している。このままではあと数日ですっかり落葉しきってしまいそうだ。


遠目に見たところ、その猿橋公園はだだっぴろい日陰のない場所のようだったので、まあ別に行かなくてもいいかなと思い、ここまでとして戻ることにした。
紅葉を見に行こうようという目的にはちょっと物足りなかったな。府中の森公園は好きな場所なので、そこに行ってみようか。