ショップオリジナルマスコットキャラ特集

チェーン店ではないお店で、よく看板に、イイ感じすぎるオリジナルと思われるマスコットキャラが描かれていたりする。例えば以前話題にした、クリーニング店なのになぜかコケシがマスコットキャラだったりして。
ハードディスクを整理していたところ、いつのまにやらけっこうそんなのが溜まっていたようなので、そろそろお蔵出ししてみることにする。

 

骨折した熊さんがマスコットキャラの接骨院なのだが、この熊さんがなんだか妙に姿勢が良い! 別に松葉杖を使わなくても普通に立ってるではないか。松葉杖、脇の下に入ってないし。
姿勢はたいへんよろしい熊さんなのだが、なんだか異常に呆けた顔をしているのは、事故の後遺症なのだろうか?
これどこで撮ったのだろう? 前後の写真からすると、おそらく京王線沿線だと思うのだが。







クリーニング店のシャッターである。ロボとネズミが橋を越えて歩いている様子だ。ネズミはなんとなく中世ヨーロッパ風の衣装を身に纏っているように見える。
この情景がクリーニングと、どのように関連するのかが、まったく理解できません!
もしかしたら、ネズミが中世っぽい格好をしているので、なにかものすごく有名な物語の情景だったりするのかな? でもそれにしては相方がロボってのも謎だし…。
これもどこで撮ったものか思い出せない。前後の写真も無いし…。







これは昨年3月に富士山周辺を巡ったとき、宿泊した甲府市で撮ったもの。潰れた飲食店街の一角である。
餃子専門店らしいのだが、店名は「エンゼル」で、なんだか妙に中途半端なタッチの女性がマスコットキャラである。
なぜか頭にお花が咲いている(エンゼルだから?)ようで、右手に謎の物体(ギターのピック?)を持っているのである。
せめて箸を持って、餃子でもつまんでいてほしい気がする。
このタッチを見た瞬間、頭の中で連想したのは、ケルカンの「蜜月世界旅行」だったのだが、今検索して見たら、そう連想してしまったのはたいへん失礼なことであるとわかった。



 

これはおそらく京王線南平駅近くで撮ったもの。カラオケスナック「小悪魔の恋」である。薔薇の花束を背中に隠した、80年代テイスト溢れる小悪魔くんがマスコットキャラなのだ。
最近、女性誌の表紙で「小悪魔」という単語をよく目にするのだが、この店はそんな小悪魔ムーブメントをいち早くキャッチしていたようなのである。







「焼肉レストラン 道風山」のマスコットキャラが、なぜか、軟骨魚綱板鰓亜綱のうち、サメ類を除いた魚類である、エイなのである。
もしかしたら、エイ料理を食べさせてくれるのだろうか?! と期待したのだが、貼りだされていたメニューを見たところ、そういうわけではないようだ。


どうも、やはり普通の牛肉のレストランのようである。サブキャラは80年代ファンシーテイストが溢れる、牛さんだし…。


検索してみたところ、エイはちゃんと料理して食べられるようですね。そういえば開高健の北海釣り紀行で読んだような記憶もある。
これはおそらく清澄白川駅周辺で撮ったものだと思われるのだが、なぜこの駅で降りたのかが、どうしても思い出せない。




これは高尾近辺(おそらく国道20号沿い)で撮ったもの。カラオケスナック「ウチュウ」である。なぜにわざわざカタカナで「ウチュウ」なのかは不明である。





何星人だかわからないが、レトロ感溢れるウチュウ人が、地球から放送されるカラオケで歌い、地球から注がれるビールを飲んで酔っているようなのである。
真空を越えて、音波や液体を伝送するハイテク技術を、ウチュウ人は持っているようだ。







これは宮城・山形近辺をツーリングした際、宮城県女川で撮ったものである。
クリーニングの「ジョナサン」らしく、おそらくカモメのマスコットキャラなのであろうが、あまりにもぞんざいすぎるカモメキャラである。
あまりにも白いスペースが大きすぎるから、もしかしたら描かれた色が退色して、黒い輪郭だけ残っているのかもしれないが…。





ところで、山梨県上野原市には「リッチマン」というパン屋があった。
この二店が合併統合すれば、「ジョナサン・リッチマン」となるので、期待したいところである。