サイクルサウンズ誌休刊!

さきほどサイクルサウンズ誌とライディングスポーツ誌を買おうと思って本屋に行ったところ、なんとサイクルサウンズ誌の表紙に「最終号」と書いてあった。今月で休刊なのだそうだ。

・http://www.cyclesounds.co.jp/

うーん残念だ。ライディングスポーツは4コマ劇場(通称「らんか漫画」)だけ立ち読みして、買わないことは時折あったのだが、サイクルサウンズ誌はずっと買っていたので…。
ライスポ誌と比較すると、写真と印刷が見ごたえがあるのと、MotoGPはレースリポートが詳細なのが魅力で、サイクルサウンズ誌のほうが好きだった。
僕のよく言っていた本屋では、本屋で先に売り切れるのはサイクルサウンズ誌のほうが早かった(それもあってこちらを優先的に買っていた)のだが、実は単にあまり多く仕入れていなかっただけなのだろうか…。
たしかに速報性とか内容の充実さをみれば、Webのニュースのほうがいまやすっかり豊富なのだけど、Webがどうしても雑誌にはまだ敵わないのは、写真の迫力だ。

ライスポ誌、いままで何度か書いたことがあるのだけど、なんかすごく典型的な昔ながらのデジカメっぽい色調であることが多くて、それがどうしても好きになれない。
黒が黒としてビシっと締まってなくて、アンバーがかかっちゃってるような眠い感じ。
出版や印刷の世界のことはまるで無知なのだが、たぶん写真のせいではなくて、それ以降の工程でおかしくなってるんじゃないかと思う。

クラブマン誌も、なんだかここ数年そんな感じの色になってしまっている。以前は写真だけを目当てに買っていたりしたのだけど、そういうことはここ最近すっかりなくなってしまった。

日本カメラとかアサヒカメラとかのカメラ雑誌でさえ、デジカメの特集の写真とか見ると、上記のような締まりの無い変な色調で平気で売っているくらいだし。
日本カメラとかアサヒカメラで変な色で印刷されてしまっているのと同じカメラマンでも、デジタルフォトとかデジタルカメラマガジンとか、デジカメ系の雑誌だとそんなんなっちゃってることってあまりないし…。