とうがらしエキス入り靴下

軍手を買いに近所のスーパーに行ってみたところ、なんととうがらしエキス入りの靴下なるものが売られていた!


「とうがらし成分カプサイシンを繊維に加工しています」
とのことである。カプサイシンで体が暖まるっていうのはわかるよ。そういう入浴剤もあるし。検索したところ、なかなか参考になるものがヒットしました。

・唐辛子の成分いり入浴剤とは?

このカプサイシンは皮膚からも吸収されるという性質をもっているのです。昔の人は寒いときに靴下の中や靴底に唐辛子をいれてつま先を暖めていました。だから、唐辛子入りの入浴剤をお風呂に入れれば、同じようにカプサイシンが皮膚から浸透して、血管が拡張し、血液の流れがよくなります。血行が良くなれば体もポカポカと芯から温まり体温が上昇します。
とのことであった。
うん、その理屈は了解した。
しかし靴下の繊維にカプサイシンエキスを浸透(?)させたとして、洗濯してしまったら全て溶け出してしまうのでは? と当然の疑問を持ってしまう。
いまググって見たところ、カプサイシン混入の靴下や腹巻はけっこうヒットしたのだが、上記の疑問を解消できる情報は無かった。

さてカプサイシンパワーを体感すべく、さっそくとうがらしエキス入り靴下を履いてみることにした。履く前に舐めてみたのだが、もちろん特に唐辛子の味がするわけではない。
カプサイシン入り入浴剤は、明らかに体の奥から暖まるような効果が得られたので、かなり期待していた。
しかし期待に反して、特に普通の靴下とどこが違うのかよくわからなかった。あえて言えば、普通の靴下は履いた瞬間はヒヤっとするものだけど、この靴下はそういう印象を受けなかったことくらいか。
その後半日間履いてみたのだが、特に効果を感じることも無く…。

最大の疑問、洗濯したら効果がどのように変化するのかを実験してみる。
半日しか履いていないが、洗濯して乾燥機で乾かして、室温でしばらく放置してみる。
そしてもう一度履いてみる…新品時に履いたときと、特に印象が変わらないようなのだが。
カプサイシンパワーが洗濯でも弱まらない工夫がされているのか、それともそもそもカプサイシンパワーは感じられるほどではないのか、その点は検証しようが無い。
とはいっても、冷え性の人ならば効果が体感できるのかもしれないのだが…。