ツーリングマップルに"R"が出るらしいのだが…

・ツーリングマップルの機能を強化した豪華版、ツーリングマップルR登場!

縮尺が1/12万復活というのは嬉しい! と思ったのだが、上記リンクを見たところ、1ページ内での収録範囲は同じで、単に本が大きくなったから、縮尺もそれに伴い、1/14万→1/12万になっただけなのであった。

また、現行のツーリングマップルでもっとも不満な、プランニングマップが一枚の大きな折りたたみ地図になっているのも変わりがないようだ。
長距離での道のつながりが把握しやすいメリットはあるのだけど、僕みたいに平均速度が上がらない、山奥のくねくね道大好き人間にとっては、それはメリットにならない。
なにより、車用の地図ならともかく、バイク用なんだから、風の吹く野外で開くのが、ものすごく大変なんだよね…。この1点だけで、どんなメリットも吹き飛んでしまうと思うのだが。

リング式製本も復活なのだけど、これはそれほどこだわりがない。どちらかといえばリング式のほうが好きなのだけど、そのために買い換えるほどではない。
自転車乗りなど、グラム単位で装備を軽量化する人たちの中には、リングをバラして、その時に必要なコースだけ綴じて使用する猛者もいるらしいので、そういう人はリング式はありがたいのだろう。

あと微妙に困るのが、1/14万縮尺になったときから、小中学校が載らなくなってしまった。山奥走り大好き人間にとっては、学校関係って、数少ない重要な目印になるんだけどなあ。
一昨年に四国を横断したときに、うっかり7年前のリング式だった時代のツーリングマップルを持っていってしまい、町名が変わっていたりして道に迷いかけたのだが、この時代のツーリングマップルには小中学校も載っていたので、それが目印になって事なきを得たこともあるのだ。

関東甲信越版は2年に一度買い換えていて、今年は買い換える予定はなかったのだが、"R"のニュースを聞いて期待をしていたのだけど、残念であった。
まあ3/26日に発売されるというから、チェックはしにいくけど。
僕の育った実家のある付近の地図に間違いがあるのだが、それはいいかげん修正されただろうか? ページの端っこの部分なので、2ページに同じ内容がかぶっていて、その片方は現状に合わせて修正されているのだが、もう片方は古い情報のままなのだ。デジタルでデータを作っているのに、なぜこういう事態に陥っているのか、いまいち理解できない。

なんだかんだ言って、ツーリングマップルは本当に見ていて飽きない。いつもバッグの中に入れっぱなしになっている。電車の中などで眺めていると、気がつくと1時間くらいは余裕で過ぎていたりする。
関東甲信越版の範囲だけでも、行ってみたい所がザクザクと見つかってきて困ってしまう。
自営業になると、1日の中で時間は自由に使えるのだけど、急ぎの飛び込み仕事を取り逃したくないので、数日単位でまとめて休みを取るのは実は難しいのだ。なかなか長距離には出かけづらい。これは盲点だった。