生まれてはじめてオープンカーに乗せてもらった

ひょんなきっかけで、生まれてはじめてオープンカーに乗せてもらった。しかも僕がかねてから、「和」のニュアンスが感じられて、カッコイイなあと思っていた、現行型ロードスターであった。これは嬉しい。

こちらが現行型ロードスターの公式サイト。もちろんFlashサイトだが、BGMもとてもイイ感じで(レートを下げても聴き栄えがするアレンジや音色で上手いし)好感が持てる。

僕がカッコいいカッコいいと興奮していたら、じゃあ駅まで乗ってみないかと言われ、ずうずうしくも乗せてもらった。
気持ちよく晴れた中、フルオープンにして、空いているバイパスを、風を切って走っていくのがたいへん気持ちいい。バイク乗りだが、高速移動しているときに、顔に直接に風が吹き付けるという経験がほとんど無いのだ。免許を取って以来、ほとんどフルフェイスのヘルメットだったし…。
視界もたいへん広くて気持ちいい。全身の剥き出し感はバイクにはもちろん敵わないのだが、開放感や視界の広さは、バイクより全然上だ。想像していた以上だ。
車は子供の頃から好きだったんだけど、実際に自分が所有すると想定すると、バイクとは違い、実用性しか求めていなかったのだが、数分間乗っただけでも、今回の経験には大いに心動かされてしまった。いつか買えるような身分になりたいものである。

公式サイトにはWeb Tune Factoryという、ブラウザ上でボディカラーとかオプションを選択し、見た目をシミュレーションし、オーダーまで可能というコンテンツがある。これまたつい熱中してしまった。
マツダスピードのエアロをつけてみると、僕が気に入っていた「和」っぽさが、一気に薄れてしまった。これもこれで好みなカッコよさなのだが…。
「和」っぽさというと非常に抽象的だ。なんというか、押し出し感、威嚇感がない、石庭の岩のような佇まいというか。
妙に主張せず、かといって単純に風景に溶け込まず、「ただそこにある」という存在感が、いいなあと思う。