運転士の寝坊で電車運休 JR湘南新宿ライン快速

・http://www.asahi.com/national/update/0423/TKY200704230114.html

小田原発籠原行きの湘南新宿ライン快速電車(15両編成)に大宮駅から交代して乗務するはずの運転士が寝過ごし、来なかったため、大宮―籠原駅間が運休になった。JR東日本大宮支社によると、交代の運転士は自動起床装置をセットしたが、点呼担当者がもう起きたと勘違いして解除してしまったらしい。運転士は市内の東大宮操車場駅の乗務員宿泊施設で仮眠をとっていた。
予備の要員って全く用意されていないものなのだろうか。今回は寝坊だから単なる運転士の大ミスだけど、もし急病とかのいかんともしがたい理由で運転士が勤務できなかった場合、どうするもんなのだろうか。

それは良いとして、気になるのは記事中にある「自動起床装置」だ。
いったいどのような装置なのだろう?? なんだかドラえもんが四次元ポケットから出してきそうなネーミングではないか。
さっそくググってみたところ、すぐにヒットした。

・JR東日本が自動起床装置「おこし太郎」を一般向けに販売開始

敷き布団の下に入れて使用するゴム引き布製の空気袋と送風機、時間セット装置などからなり、設定時間になると空気袋が膨張と収縮を繰り返し、起床が促される仕組み
ネーミングは「おこし太郎」。JR東日本が販売しているが、言葉の響きは少々関西風である。
なるほど、仮眠室では目覚まし時計などを鳴らすのは迷惑だから、体をぐわんぐわんと上下させるショックで起こすわけか。この記事中の写真では背中の下に入れているようだが、枕代わりとして使ったほうが確実なんじゃないのか? 危険かな?
そして98,000で一般人も買えるそうである。通販ページも発見した。

・日南田電気株式会社製 自動起床装置「おこし太郎」

この値段が高いか安いかは、かなり判断に困るところである。
例えば、布団乾燥機を汎用タイマーで設定時刻に電源が入るようにして、乾燥機から風を送って、布団の下に差し込んだ袋を膨らませるとか、安い代替手段は考えられそうな気がする。