緩衝材「ボーイパット」

通販で買い物をしたときに入れられていた緩衝材なのだが、その名前がなんだか正体不明であった。


「ボーイ パット BOY PAD」と記されていたのだが、PADはわかる。詰め物とかそういう意味。
なぜに「ボーイ」? なぜに「少年」?
もしかしたら"BOY"という言葉には、僕が知らなかっただけで、なにか緩衝材に関係するような意味があるのかな…とも思ったのだが、べつに全然そういうわけでもなく…。
商品名だから、もしかしたら製造先の会社名に由来するのかな? と考え、検索してみたところ、さっそく公式サイトがヒットした。

・司化成工業株式会社 ボーイパット

「司化成工業」…もちろん"BOY"とは何の関係も無さそうである。謎は深まるばかりである。

以前、エアパッキンを「プチ!」と潰してインパルスレスポンスを録音するという話題を書いたのだが、いかんせんエアパッキンは「プチ!」音量が小さくてちょっと物足りないと思っていた。
そこでこのボーイパット、かなりの大きさなので、それなりの音量で割れてくれるんじゃないかと試してみたのだが、これが恐ろしいまでに頑丈である。渾身の力で握り締めても、ぐにゅっと潰れるばかりで、まったく割れない。体重67キロの僕が乗っかっても割れない。しかし針とかでつつくと、何の抵抗も無く「ぷしゅ〜」と空気が抜ける。
これってさりげなくスゴイ技術なんじゃないだろうか。緩衝材としてかなり優秀なものなんじゃないか?

しかしワケわかんないのは、別に壊れ物ってわけでもないゲームソフトを買ったのに、箱の中にこの優秀な緩衝材と一緒に入れてきたヨドバシドットコムである。過剰包装だな…。