mapfanのギュッ!と印刷が便利すぎる

地図検索サイトのmapfanの、A4印刷ページに加わった新機能、「ギュッ!と印刷」モードが便利で助かっている。

・MapFan Web、広範囲の地図を凝縮して印刷する「ギュッ!と印刷」機能を追加

Webの地図を普通に印刷すると、せっかくプリンターは300dpiくらいの解像度を持っているというのに、ディスプレイ解像度(96dpiくらい?)に制限されてしまうため、細い道が表示されなくなったり、表示される文字が減ってしまったりして、地図内の情報量が激減してしまうのだ。

このディスプレイ解像度とプリンタ解像度の関係は、文章で説明するのはなかなか難しいので、実例を見てみるのが一番手っ取り早いでしょう。
グランツーリスモの「ルート246」でお馴染みの、赤坂御所近辺を例に取って、A4横印刷モードで表示させてみよう。

・こちらがノーマルモード

・こちらがギュッ!と印刷モード

ギュッ!と印刷モードのほうは、ディスプレイで見ると、文字が潰れてしまっていて、なにがなんだかわからない。しかしこの両者を印刷してみると、情報量の違いは一目瞭然である。
例えば、ギュッ!と印刷モードのほうでは、カナダ大使館脇の高橋是清公園がしっかり表示されている。

mapfanは、縮尺が大きい分には問題ないのだけど、縮尺を小さくすると情報量を省略しすぎだなあ…とつねづね感じていたので、このギュッ!と印刷モードは大変ありがたいものである。
ディスプレイで見る分には、いまでもmapion派なのだが、印刷するなら、もうこれからは圧倒的にmapfanである。ギュッ!と印刷は特許出願中らしいし、他に選択肢は無い。

せっかくなので、他の地図サイトで、「ルート246」の赤坂御所近辺をA4横印刷モードで表示させてみる。

・mapionの場合

・Google mapの場合

・ちず丸の場合

・msnの場合

・gooの場合

そしていま、いろんな地図サイトを検索していて初めて知ったのだけど、ALPSLAB baseでは、webで検索した結果から、なんと地図をpdfで出力することが出来る。なんと太っ腹なんだ。

・ALPSLABの場合
右上の「印刷」をクリック→「1枚絵スタイル A4・ヨコ」を選択すると、pdfで地図が開かれます。もちろんmapfanのギュッ!と印刷さえも適わない解像度。
…なのだけど、いかんせん使い勝手がいまいちよくないんだよな。いろいろ高機能なんだけど。
mapfanは、印刷モードに入ってから、縮尺をどうするか、横にするか縦にするか、選択できるのだけど、ALPSLABはそういう融通利かないから、印刷したい表示範囲をトライアル&エラーしなくてはならない。これはちょっと面倒くさい。