埼玉県陣見山・長瀞

埼玉県の陣見山方面に向かう。陣を見る山との名前のとおり、平野を見下ろす山らしいのだ。今回はそこで日の出を迎えようと思った。

国道140から円良田湖方面へ北上し、さらに西に向かう林道に入る。地図はこちら
まだ東の空がうっすら明るくなったくらい。林道は木々に覆われておりかなり暗い。ときおり景観が開けるが、基本的には単調な、典型的な日本の裏山といった感じだ。
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どこかちょうどよく日の出が見られるところがないかな…と探していたのだけど、ちょうど日の出の時間帯は林道の深いところを走っていて、下界が望める地点に来たときには、もう既に結構明るくなってしまっていて残念だった。

 


それにしても戦国時代に見張りをしていたであろう、まさしく陣を見る山って感じの風景だ。

間瀬湖方面に向かっていくと、大して高い標高でもない(531m)のに、下界が雲海に覆われていた。地図でいうとたぶんこのあたり



どうやら「長瀞八景 間瀬峠と陣見山のビューライン」らしいのだ。それはよいのだが、では残りの七景ってなんなの? 埼玉県北部育ちの僕でも全く初耳だった。

 


長瀞町の公式ホームページでもほとんど触れられていない。長瀞八景推進委員会とかいうものはあるらしく、ほんとうにどうでもいいような委員会が存在するようだ。

睡眠をとったり食事をしたり図書館にいったりなどしたあと、上長瀞方面へ向かう。このあたりにはキャンプ場があるらしく、今後のために下見をしてみようと思ったのだ。
残念ながら、もう紅葉の盛りは過ぎてしまっていたようだ。

 


  


長瀞のライン下りをはじめて見た。紅葉真っ盛りの時期だったらなかなか楽しそうだ。今検索したところ、今週末、12/7日まで運行しているそうだ。「運行」って言い方が堅苦しくてなんか違和感あるね。秩父鉄道が運営しているからなのか。
そしてさらに検索していたところ、このページに、「Cコース(6キロ/6030分)」との記述があるのだが、6030分って、100時間半かよ! 4日以上もライン下りしまくりですか! 面白いから指摘せずこのまま放置しておこう。

そして秩父鉄道といえば蒸気機関車。ボーッという汽笛とともに、鉄橋を渡っていくところに出くわした。


予期していなかったので、中途半端な立ち位置だったのが残念だった。