HD解像度インターバル撮影ムービーに挑戦

YouTubeがHD解像度(1280x720)で動画をアップできるようになったのだが、残念ながら僕はHD解像度で撮影できる機材を持っていない。

いままでにもHDでアップした動画はあるのだが
・Youtube - 伊豆 雲見温泉 赤井浜露天風呂
これはDMC-LX1というデジカメで、848x480解像度で撮影したものを、AviUtlでアップスケーリング(と、warpsharp)ものであって、本当のHD解像度にはぜんぜん及ばない。

そこで、普通のデジカメで撮影した静止画を、パラパラ漫画状態でつなげて動画を作るなら、ピュアなHD解像度で動画が作れるよなあ、と思い至った。僕が使っているデジカメ、K10Dなら、最高解像度は3872x259だしね。超余裕である。



最初に作ったのがこれ↓。

HDバージョンへの直リンク

キャンプ用の薄いまな板の上で、キャンディでビリヤードをするっていう動画だ。まな板の上なので、フチがないのに玉が跳ね返るっていうのがミソなんだが、このカメラワークだといまいちわからないのが失敗だった。もっとまな板のフチ部分に近づいて、広角レンズでパースを強調する方向にすべきだった。というかそもそも、コマ撮り撮影している間に、微妙にまな板や台にしているコップの位置がズレちゃっているのがダサい。コマ撮り撮影をする際には、固定すべきところはきちんと固定しないと、印象が一気に安っぽくなってしまう。



次に作ったのは、よく自然系のドキュメンタリー番組とかで見る、現実より時間を速くしたムービーである。

HDバージョンへの直リンク

これは三脚にカメラを固定して、30sec間隔のインターバル撮影したものである。動画にする際には7.5fpsにしているので、30秒間隔 x 秒間7.5 = 225ということで、現実時間の225倍で再生されていることになるかな。この撮影の時には不覚にも、日の出した瞬間にデジカメのバッテリーが切れてしまった。あまりに悔しいので再度挑戦するつもりだ。場所は以前にも記事に書いたことがある埼玉県の陣見山です。



次は、時間単位ではなく、距離単位でインターバル撮影をしてみた。

HDバージョンへの直リンク

いままでに2度訪れたことがある、駅の外に出るには、地下にある462段の直線の階段を上らなければならないという珍駅、上越線の土合駅に行ってきた。この動画では、5歩歩くたび(=距離単位)に撮影をしている。その状態で7.5fpsで動画にしてみたところ、21秒ほどになった。普通に登ったら僕の場合は8分半ほどなので、結果的には現実よりも 8.5 * 60 / 21 = 約24 ということで24倍の速度で階段を駆け上がっているようなスピードになる。これまたビリヤード動画のときと同じく、画面の中で固定されている点が明確でなかったのが反省点だ。固定すべき点って言うのは具体的にはトンネル出口なんだけど、それが小刻みにふらついていすぎる。目標となる地点が画面上の座標で固定されていると、動画として非現実感が強調されて面白みが出るだろうなとおもう。
以前に行った一回目の記事が4年前の6月。暑かった
2回目が2年前の3月。期待していた積雪がいまいちでがっかりだった