長野県 美ヶ原スカイライン→ビーナスライン

昨日の続き。松本カントリークラブのあたりの路肩に駐車して、2時間くらい仮眠をとったのかな。夜が明けたときに一度寒さで目覚めた。ついでに撮影をする。


もう一度寝て、起きたときにはもうすっかり朝だった。今日は美ヶ原スカイラインビーナスラインと移動する予定だ。

松本市街地を迂回するように北上して、美ヶ原スカイラインの入口を捜す。しかし看板などが殆ど出ていないのでなかなか見つからない。別荘地の奥でようやく見つけたが、カーナビがなかったらかなり苦労しただろうな。地図はこちら。カーナビ無しで行くなら、入り口付近の詳細地図をあらかじめ入手しておいた方がいいと思う。

美ヶ原スカイラインの前半は美鈴湖を過ぎた後、しばらくありがちな舗装林道。

 

後半、袴越山の峠越えの頃、標高が上がるにつれて視界が広がる。標高は1753mくらいだが、下界には雲海が広がっていて、雲海上には北アルプスが見える。

 



武石峠を越えて県道62号に移るビーナスライン分岐点には巣栗渓谷という、ツーリングマップルには載っていないような小さな渓谷がある。松本で買っておいた食料を持ち込んで、この渓谷で一休みする。
 

ビーナスラインは、部分的に走ったことはあるのだが、今回はぜひ全線走破してみようと思う。



白樺林を抜けて、美ヶ原高原美術館に至ったところで、急に雲が湧きだしてきて、空を薄暗く覆っていった。高原美術館の野外彫刻を覆い隠すように雲が通り抜けていく。


 

ここで、デジカメのK10Dの電池が切れてしまった。普段よりも明らかに切れるのが早い。サブデジカメのLX1も「メモリーカードエラー」とやらになってしまい、撮影不可になってしまった。メモリーカードをフォーマットすれば再び撮影可になるんだろうが、これまでの画像を復活できる可能性を捨ててしまうことになるし、どうしよう、、、。
と思っていたが、車のトランクの中に*istDを入れっぱなしにしていたのを思い出した。取り出してみると、もちろんバッテリーはあがっている。しかし*istDのいいところは、通常の単三乾電池を使えるのだ。
近くに山本小屋というレストランがあるので、きっとそこで電池は売っているだろうと予測し、立ち寄ってみた。
予想通り電池を入手して一安心。こういうことがあるから汎用電池を使えるデジカメは便利である。



原美術館以南は、ツーリングマップルの記述通り「高原ワインディング」「2000m近い稜線を繋いで走る日本屈指のスカイライン」だ。空も晴れ、ゴルフ場の芝みたいにきれいな緑の茶臼山と好コントラストだ。なんかWindowsの標準でついてくる壁紙みたい。

 



三峰展望台でひと休憩しつつ写真を撮る。地図はこちら。それほど交通量はなく、快適に走れてはいたのだけど、休憩できるポイントが少ないためか、けっこう混んでいた。
それほど腹が減っているわけではないので、売店で焼きトウモロコシを食べる。それはそうと、ここではオリジナルのマーガリンをパック詰めで売っていたのだが、家に帰る前に溶けちゃったりしないもんだろうか。



国道142と152の中間あたりにある八島高原に、八島ヶ原湿原というところがあったので休憩がてら立ち寄ってみる。地図はこちら。
まずレストランで蕎麦を食べる。まずくはないんだけど、なんとなく味に主役がいない、キャラが立っていない感じ。丸いわけでもなく鋭いわけでもなく。普通の食堂の蕎麦という感じ。ツユを少し辛目にするだけでだいぶ印象が変わると思う。


八島ヶ原湿原に入る。かなりの賑わいだ。八島ヶ池にはその名の通り八つの島がある。


 

  

木道を歩いてみるがそれほど花とかが多く咲いているわけでもなく残念。ここには鎌ヶ池キャンプ場というところもあるようなので、ぜひ来たいものだ。真夏でも夜はかなり寒いだろうな。



諏訪方面と白樺湖方面の分岐に至る。白樺湖方面に向かい、その後県道482に入る。地図はこちら。春日温泉と美笹温泉に立ち寄って、佐久市まで向かおうと考えたのだ。
狭いしわかりにくいけど、僕好みのローカル感のある道だ。しかし肝心の温泉が、見つからなかったり、月曜日が定休だったりで、入れるところが無くて残念だった。

 

 

今日のコースは、観光好きにも見応えあるし、運転好きにも運転しがいがあるしで、なかなか満足のいくものだった。バイクだったら高原ワインディングは開放感が最高で気持ちよかったんだけど、、、。早く直さなければ。



佐久市まで来たら、国道254に移る。立ち寄り温泉を探しているのだが、やはりみごとに全部月曜日が定休で残念だ。この辺ってそういう協定でもあるのかな。こんなことなら並行している県道93に乗れば良かった。いい感じに寂れている好きな道なのだ。6年近く前に行ったことがある不老温泉はいい感じの雰囲気だったし。

そういえばLX1で撮影した画像は、結局全く復活できなかった。まあLX1ではメモ的な画像しか撮っていないのだけどショック。カメラを持ちつつ車のドアを開けたときに、静電気がバチっときたことがあったから、そのときかな、、、。