雁坂みち〜広瀬ダム

本日はこれまた久しぶりの国道140、通称雁坂みちを走ってみる。甲府から出発して雁坂みちに入り、「花かげの郷まきおか」という道の駅にでさっそく一休み。地図はこちら。ここは以前にほったらかし温泉に行ったとき、立ち寄った記憶がある。
そのときには気づかなかったのだが、この道の駅は公園が併設されている。富士山が見えるポイントらしいので上ってみる。
画像はクリックすると、大きめのものが別ウインドウで開きます。


こんな感じの「アナコンダー」という、滑り降りる遊具があったので、ぜひやってみる。
が、あまりにもあっけなく降りきってしまってがっかり。動画も撮ったので参照のこと。


僕はこういうのたいへん好きなのだ。滑り降りるタイプの避難装置とか、ぜひやってみたいものだ。



そのまま北上を続けると広瀬湖に着いた。地図はこちら。ここは水力発電もやっているダム湖である。公式ページはこちら。
写真を撮ろうと近づいてみると、湖面がしっかり氷結している。スケートや氷上歩行禁止の看板もある。



ここって氷結する湖だったのか。ぜんぜん知らなかった。それにしても強風だし、恐ろしく寒い。昨晩充電し忘れたので、デジカメのバッテリーが切れてしまった。車に戻ってきて、充電しつつ一休み。今こうやってこれを入力している。
さて、一通り充電が出来たので、ダムの奥の公園まで行ってみる。強風で地面の雪が舞い上がって顔に当たる。広場からつづら折りを登った上に展望台がある。もちろん登ってみることにする。


自分のほかには一人分の足跡しかついていなかった。ふかふかの雪の上を足跡をつけながら登っていく。
広場には氷爆があったので、その水源を見てみようと思ったのだ。


氷爆の上部まで登ってみたが、水源はどうということも無い、普通の人口の池だった。公園を上から見下ろしてみる。強風なので煽られそうで少々怖い。




かなり久しぶりに雁坂トンネルを経由して秩父方面に向かうことにする。地図はこちら。
公式サイトはこちら。このトンネルは、日本国内の一般国道山岳トンネルのなかでの最長、6625mなのだ。僕がバイクで初めて泊りのツーリングに出かけたときに通った、思い出深いトンネルである。原付だからということもあるが、全開で走っていても、いつまでたっても出口が見えないので、すっかり興奮した記憶がある。あれからもう13年くらい?


いまではもうすっかりスレてしまって、ちょっとやそっとのことでは興奮まではしなくなってしまった。当時はちょっと山奥に入って、木漏れ日がきらめく渓流を見ただけですっかり感激していたんだよな。

さて雁坂トンネルを抜けて埼玉側に出ると、東京大学のワサビ沢展示室というのがある。どんな研究をしているかはこちらを参照のこと。


自由に入れる一階に入ってみると、奥の事務室からテレビの音が大きく聞こえてくる。常駐の職員かな。うらやましいなあ。
ここの駐車場から、通り抜けてきた雁坂トンネルを振り返る。


少し北上すると、山麓亭という店があったので、ここで食事をとることにする。もり蕎麦と鹿肉の串焼きを頼む。蕎麦は、つゆからリンゴの香りが漂ってきたのでたいへんびっくりした。5年近く前に四国にツーリングに行った時、高知県で同じような味を体験したことを瞬時に思い出した。蕎麦単体で食べてみると、普通の秩父っぽい蕎麦である(でもちょっと水っぽくていまいち好みと違う)。とにかくこのつゆはかなり不思議な感じ。鹿肉は、生姜の味付けがかなり強烈で特徴が良くわからなくて、豚肉といわれても普通に納得してしまいそうだった。



さらに国道140を秩父方面に向かっていくと、「秩父サイクルパーク」と書かれた看板があったので、立ち寄ってみることにする。地図はこちら
どうやらBMXのコースらしい。完成したときの公式発表がこちら。この記事を読んでいたら「昨年開催された北京オリンピックから正式種目となった」らしい。全く知らなかった…。秩父BMX協会というのもあるので、ご参照あれ。
このコースの利用期間は「4月1日から11月30日まで(以降冬期閉鎖)」らしい。「レンタル自転車」もあるらしい。BMXは一度体験してみたいと思っていたからこれは嬉しいな。ぜひやってみたいな。

さてこのコースの管理は、すぐ近くのレイクビューハウスというところが行っているらしい。ちょうどトイレにも行きたかったことだし入ってみる。


たった一人の管理人兼売店店員がいるだけである。がらーんとした広い建物だ。客は僕一人である。売店もお菓子とかそういう鮮度に気を使わなくてもいいのばかり。こりゃ楽な仕事だなあ。二階は資料室になっている。もちろんガラガラ。会議室とかもあるので、この周辺の住民の公民館的な役割もしているのではと思われる。
駐車場からレイクをビューしてみるとこんな感じ。特に眺めがいいって感じではない。



さてここまできたら国道140の名物、ループ橋を走らないわけには行かない。正式名称は「雷電廿六木橋」である。Googleマップのこの航空写真を是非ごらんあれ。


この橋は機会があったら、ぜひ全体像を見下ろせるような位置から、撮影してみたいものだとずっと思っている。まあ今日はツーリングはここで終了といった感じだ。