LANZAキャブオーバーホール

久々にバイクでツーリングに行くべく準備を行うことにした。3年近くLANZAに乗っていない。最後に乗ったのが長野県聖高原周辺にツーリングに行ったのが最後だった。その後に乗ろうとしたら、バッテリーを充電してもセルが回らなくて、原因はなんとなく推測できるものの、面倒くさくて放置して今に至ってしまった。

バッテリーを充電してもピクリともセルが動かない。

分解とクリーニングを行う。キルスイッチの接点がだいぶ汚れていた(写真なし)。それにしたって接触不良になるほどではないと思ったけど。
新品のバッテリーを買って取り付け。
やはり覚悟を決め、キャブオーバーホールを4年近くぶりに行うことにする。前回は取り外し分解、清浄取り付け
ニードルに謎の緑の物質が付着。怪しい。

これは最悪。メインジェットが腐ったガスで固まっている。

キャブを取り付けるのに今回は異常に苦労した。なぜだか差し込まれていかない。グリスを塗ってすべりをよくしたりしてもダメ。40分くらい格闘した。エアクリーナーボックスが邪魔すぎて押し入れるにも力が入らない。結局、発想を逆にして、キャブ後部のエアクリーナーボックスをまず固定して、エアクリーナーボックスをつかんでこじ入れた。
さあ整備一通り完了。近場を走って様子を見る。熱が入ってみないとわからないところがあるからなあ。

結局90Km超走ってみた。異音、異臭、異常高温などなく、問題なし。チェーンガードは割れていても、ただちには問題がないようなものである。
しかし見た目が悪いので、瞬間接着剤でくっつけられるか試してみる。
フロントのフェンダーにも亀裂が入っていた。ひとまず裏からガムテープを貼ってごまかした。
チェーンは錆が激しく、そろそろ寿命だろう。スプロケもだいぶ歯が尖ってきたので、セットで交換するつもり。
タイヤは前回の記憶だと、ウェットでそろそろあぶなっかしくなってきた。3年も前ってだけで乗ってなくても劣化しているはず。できればもっとオフよりのタイヤはないもんかな。以前よりもオフを走りたい気持ちが強くなってきた。前後17インチでオフよりのタイヤってないもんかね。
しかしバイクはやはりよいなあ。コーナリング中にアクセルを当てるとピタッと安定する感覚、たった230ccのエンジンだけど、普通の乗用車ではまず味わえない加速。