只見線 会津川口まで

長野に所用あって出かけるついで、遠回りして只見線に乗って行こうと考えた。まだ会津川口〜只見間は運転見合わせで、バスによる代行輸送中とのことで、代行バスに乗ってみたい、というのが目的だ。
これまで、只見線に乗って2回早戸駅周辺に来たことがある。2回とも大変印象深かった。
今回は会津若松側から進んでいく。
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早戸駅に着いた。今回は代行バスに間に合わせるために下車しない。ここで降りてしまうと次は4時間後なので。


驚いた。駅舎が新しくなってる。前は物置小屋みたいな駅舎だったのに。

これが2005年の12月。豪雪の年だった。雪に埋もれて見えない。

これが2007年の3月。

こういう味のない駅舎になってしまったのはかなり寂しい。しかし近くの温泉は変わっていないと思う。あそこはとてもよかったのでまた来たいものだ。



さて会津川口まで進んでいく。進むに連れて雪が激しくなっていく。



会津川口に到着。このように、只見川沿いの見晴らしのよい駅である。前回来た時も、この駅で待ち合わせ時間が長かったので、途中下車していた。

これが2007年の3月。

代行バスの本数は少ないので、ここで4時間ほども待つことになる。

これが2007年の3月。貼ってある写真とか変わってない。



じっとしているのが非常に苦手なので、外に撮影に出る。先ほど汽車で通り過ぎた橋の上から撮影しようと考えた。しかし、かなり雪が強くなってきてしまった。



傘をさしていても全く関係ない。全身雪まみれになってしまう。橋を渡った向こう側に行った。右側は写真のように通行止め、左側は進めるようだが、進む気力が失せてしまい、ここでもうギブアップしてしまうことにした。



駅に戻った。雪は相変わらず激しい。食事をしたいと思ったのだが、駅前の喫茶店?はシャッターが閉まっていた。その隣りのパン屋でいくつか買い込んだ。それにしても時間が余りすぎている。あと30分くらい待つと、下りの汽車が来るようなので、それを橋の上からでも撮影してみようかなと思っていた。
すると駅長が「どんどん雪が強くなっていて、このままだと運休になってしまうかもしれない。取り残されてしまうと大変だから、次の上り列車で会津若松方面に戻った方がいい」とのことであった。この「運休になる」というのは、代行バスを使って只見に行ったとしても、そこから先が運休になる可能性があるということだろう。
実は2005年に来た時も同じ状況で引き返すことになってしまった。

うわあ懐かしい携帯だ。auの世界初のGPSナビ携帯だな。当時のGPSナビは使用すると数10分でバッテリの目盛りがひとつ減ったものだった。
残念ながら今回もまたここで敗退することとなった。

本当は秋、紅葉の季節に来てみたいのだけど、秋はいつも忙しくて、とても余裕を持った旅行ができない。